早稲田大学や学習院女子大学をはじめとした大学が周辺に構える街“高田馬場”。学生街のイメージが強い街ですが、ミニシアターや名画座を上映する“早稲田松竹”や、80年代・90年代のゲームを取り揃えた“ゲームセンターミカド”など昭和レトロな味のある場所です。
昔ながらの飲食店も多く、学生やサラリーマンに愛される食堂や居酒屋がいくつも立ち並んでいます。週末の夜はどこのお店もにぎやかで人々の笑い声で溢れる街“高田馬場”。
しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都に緊急事態宣言が発令されました。そのため会社はリモート作業に変動し、学校は緊急休校措置をとり人々の外出をなるべく避けるように促している状態です。また、商業施設や飲食店も営業時間の短縮や臨時休業を余儀なくされたため、繁華街は閑散としています。
高田馬場も普段なら学生や社会人が多く行き交う街ですが、今はその様子が感じられないほど人が居ない状態です。そんな中でも、対策を打ちながら営業を行なっている飲食店があるのをご存知でしょうか?
今回は高田馬場周辺で、コロナ対策を行いながら営業している飲食店についてご紹介いたします。高田馬場近隣にお住いの方は参考にしていただければ幸いです。
目次
HYGEIA 高田馬場店
高田馬場の裏道にある隠れ家的イタリアンバル
高田馬場駅戸山口から出た先にあるイタリアンバル「HYGEIA 高田馬場店」。
木製のテーブルやイスが並んだ店内は、散りばめられた照明の明かりによってあたたかな雰囲気を醸し出しています。観葉植物や、食器・雑貨など置かれているインテリア全てがこだわりを感じるおしゃれなお店です。早稲田大学など高田馬場に位置する校舎のある方面とは真反対に位置する「HYGEIA 高田馬場店」は、静かで落ちついた隠れ家的バルと言えるでしょう。
人気メニューはとろとろのラクレットチーズや特製生パスタ。もちもちとした弾力ある食感のパスタは太めで食べ応えのある逸品です。ベースのソースはトマト・オイル・クリームと3種類。それぞれ豊富なメニューを取り揃えているので、飽きることなくお店の生パスタを堪能できます。
コロナ対策
「HYGEIA 高田馬場店」では現在コロナウイル感染拡大に伴い対策として、店内営業時間の短縮とテイクアウト販売を行なっています。
テイクアウト販売しているメニューは,特製弁当から店内で提供している生パスタやピザなどさまざま。お弁当のおかずは毎日日替わりで提供しており、ご飯もイタリアンバルらしくリゾットにして提供しています。
野菜もたっぷり詰め込んだ彩り豊かなお弁当は気分が上がること間違いないです。お子様向けのキッズ弁当も販売しており、ハンバーグや唐揚げ、ウインナーなどの子供が大好きなメニューを贅沢に詰めて提供しています。
店内で提供している絶品生パスタやピザはもちろん注文したいですが、この機会にしか食べられないオリジナル弁当は1度は食べたいメニューですね。テイクアウトメニューは、事前に電話にて予約すると当日スムーズに受け取ることができます。
メニュー一覧
ハイジアのお弁当 | 1,000円(税込1,000円) | ||
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小海老のジェノバ風パスタ | 900円(税込990円) |
店舗詳細
名称 | HYGEIA 高田馬場店 | ||
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住所 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-14-6 | ||
電話番号 | 050-5597-0541 | ||
営業時間 | 11:30~20:00 | ||
定休日 | 日曜 | ||
ジャンル | グルメ | ||
アクセス | JR「高田馬場駅」から徒歩5分
西武新宿線「下落合駅」から徒歩9分 |
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駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
中国料理 琥珀
日本人シェフが作るオリジナル中華料理は程よい辛さがあと引く旨味
2014年にオープンした「中国料理 琥珀」。日本人のシェフが提供する創作中華料理が魅力的なお店で、直接市場から仕入れた旬の食材を使用したこだわりのメニューを提供します。
店内はおしゃれなJAZZが流れるゆったりとした空間です。アットホームな雰囲気漂うお店で、ふらっと足を運びたくなります。日本人でも食べやすく辛さや独特な香りを抑えて調理している料理は前菜からメイン、ご飯・麺類全て絶品。餃子や春巻きなどは1個から注文可能らしく、おひとり様でも楽しめるように配慮しています。
また、「中国料理 琥珀」では15種類もの紹興酒や自然派ワインなどお酒の種類も多く、お酒好きにはたまらないはずです。高田馬場で、紹興酒片手に中華料理に舌つづみするなら「中国料理 琥珀」へ足を運んではいかがでしょう?
コロナ対策
「中国料理 琥珀」は、現在緊急事態宣言の発令・延長によるコロナ対策としてテイクアウト販売を開始しました。
テイクアウト限定のボックス弁当から、普段提供しているアラカルトメニューなども店頭にて提供しており、売り切れ次第終了だそうです。
ボックス弁当は、麻婆豆腐や回鍋肉をはじめとしたメインのおかずにご飯・シュウマイ・海老の蒸し餃子・梅ザーサイを詰めた豪華なメニュー。お腹いっぱいになること間違いなしのボリューム満点のお弁当を食べられるのは今だけです。
高田馬場の人気中華料理店の創作料理を使用した贅沢弁当を食べずに、いられるはずはありませんよね?
メニュー一覧
持ち帰りボックス弁当 | 900円(税込990円) | ||
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本格麻婆豆腐 | 1,000円(税込1,100円) |
店舗詳細
名称 | 中国料理 琥珀 | ||
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住所 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-3 | ||
電話番号 | 050-5456-1561 | ||
営業時間 | 17:00~22:30
*コロナ対策期間中は11:30~20:00間営業 |
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定休日 | 不定休 | ||
ジャンル | グルメ | ||
アクセス | JR「高田馬場駅」から徒歩7分 | ||
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
米とサーカス高田馬場店
熊から鮫はたまた昆虫まで奇想天外料理が飛び出すアングラ居酒屋
オープンからエゾ鹿やイノシシ、熊などのジビエ料理から鮫肉、昆虫食など前衛的なメニューを揃えたお店「米とサーカス 高田馬場店」。TVや雑誌などでも取り上げられるほど話題性の高いお店で、怖いもの見たさなのか客足が途絶えないほど人気のようです。
カラフルな内装が目を引く店内は、サーカステントを思わせる造りでアングラな印象を感じさせます。アングラの原点とも言われる高田馬場だからこそ、独特な雰囲気を楽しむお客様が多いのでしょう。獣肉を扱うお店のため、メニューの幅はこれでもかというほどに広く、ドリンクメニューも多種多様。
1度の来店ではお店を味わい尽くせないほど、魅力的なメニューが揃った「米とサーカス 高田馬場店」はワクワクやドキドキが止まらない不思議空間です。
コロナ対策
「米とサーカス 高田馬場店」では、コロナ対策としてテイクアウト販売を開始しました。
店内で提供しているメニューと同じ料理をテイクアウトでいただけるのはコロナ対策期間中の今だけ。テイクアウトは11時から20時の間注文が可能です。提供しているメニューは鹿のロコモコ丼や鴨ハムと卵のフレンチトーストなど、「米とサーカス 高田馬場店」らしく個性的なテイストになっています。コオロギを30%使用した特製パティを挟んだBUGバーガーは未体験の味わいです。
外出も難しい現状だからこそ、「米とサーカス 高田馬場店」の提供する驚きの料理を自宅で堪能してはいかがでしょうか?
メニュー一覧
鹿ロコモコ丼 | 980円(税込1,078円) | ||
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特製BUGバーガーセット | 1,300円(税込1,430円) |
店舗詳細
名称 | 米とサーカス 高田馬場店 | ||
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住所 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-19-8 | ||
電話番号 | 050-5868-7643 | ||
営業時間 | 7:00~20:00
*テイクアウト販売は11:00~20:00間営業 |
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定休日 | 年末年始 | ||
ジャンル | グルメ | ||
アクセス | JR「高田馬場駅」から徒歩1分 | ||
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
ライターから一言
高田馬場は、学生や外国人、サラリーマンさまざまな人が行き交う街。新宿や池袋から近いこともあり、昼夜問はず賑やかな高田馬場ですが新型コロナウイルスの感染拡大により、現在は閑散としています。
映画館から劇場、ゲームセンターなどの娯楽施設からBIGBOXなどの商業施設も立ち並ぶ高田馬場には、飲食店も多く構えているのが特徴です。しかしながら緊急事態宣言の発令・延長に伴い休業しているお店も相次ぎ、苦しい思いをしているでしょう。
もちろん、この状況下でも営業をなんとか続けている飲食店もあります。テイクアウト販売やデリバリーの営業を開始し、思考を凝らしてお店を開いているようですが、それも簡単なことではありません。
“いつまで続くかわからない”。そんな状況下だからこそ、私たちは諦めず前を向き続ける飲食店を支えなければならないでしょう。人を救い街を救うために、私たちが歩み出さなければなりません。