歯医者さんで治療を終えた後に、「なんだか説明されたのと少し違う…」と思ったことはありませんか?
治療前に説明は聞いたはずなのに、歯医者さんの言っていることを100パーセントで理解するのは、少し難しいですよね。
かと言って説明中に「どういう意味ですか?」「なぜ、そうなのですか?」とはっきり歯医者さんに聞ける方は、そう多くはないのが事実でしょう。
でも自分の身体に関することなので、できることなら治療方法など具体的なところまで知っておく方がいいですよね。
みなさんは、“インフォームドコンセント”という言葉をどこかで一度は耳にしたことがありませんか?
インフォームドコンセントとは、患者さんやまたその家族が病状や治療について十分に理解し、医師側も患者さんや家族の意向、さまざまな状況や説明内容をどのように受け止めたのか、どのような治療を選択するか、患者さん、家族、医師、などで情報共有をし、皆で合意するプロセスのことです。
今日は、インフォームドコンセントに力を入れている『帝京大学前歯科クリニック』をご紹介します。
目次
帝京大学前歯科クリニックとは?
JR埼京線沿線の駅である十条駅は、巨大ターミナル駅でもある池袋駅や新宿駅にもアクセスが良いため、十条エリアはベッドタウンとしても人気のある街です。また、駅の北口側にはどこか昔懐かしく賑やかな「十条銀座」という商店街があり、温かで親しみがある雰囲気が印象的です。
そんな十条にある『帝京大学前歯科クリニック』は、2018年の5月にオープンしました。院内は、明るくアットホームなつくりになっています。平日は20時まで、土曜日も18時まで診療を行っているため、「日中に時間をつくるのはどうしても難しい…」という方でも気軽に足を運ぶことが可能。
クリニック周辺の大学に通う学生をはじめ、仕事終わりのサラリーマンや、周辺エリアに住む高齢者、ファミリー層などの幅広い方が来院されるという『帝京大学前歯科クリニック』。大きな通り沿いにあるため、初めて来院する方でも迷うことなくたどり着けます。
丁寧なカウンセリング
こだわりを教えてください。
「当院では、“インフォームドコンセント”に力を入れています。ただ単に治療を行うのではなく、しっかりと患者さんが理解できるように説明をし、納得していただく。そこから、初めて治療をスタートさせるのが当院のスタンスですね。」と優しい口調で語ってくださったのは、高橋敬院長。
高橋院長は、神奈川歯科大学を卒業した後、厚木市や横須賀市内のデンタルクリニックで勤務しました。その後、2018年に『帝京大学前歯科クリニック』をオープン。
もともと、高橋院長が大学生のころからも“インフォームドコンセント”という考え方はあったそうですが、そこまでは定着していないという状況だったのだとか。
「大学病院時代や研修医時代に、患者さんが何も理解できていないために改善していない症例をたくさん目の当たりにしてきました。患者さんに症状や治療法の説明が伝わりきっていないというのが、僕にとって引っ掛かる点だったんですよね。“何のためにこの治療を行っているか”というところまで患者さんに理解してもらって、患者さん自身に考えてもらい、選択するということが必要だと感じました。」と話す高橋院長。
『帝京大学前歯科クリニック』では、カウンセリングに重きを置いているため治療にかける時間を最小限で抑えることができます。そのため、「30分も口を開けているんだけど、まだ終わらないの…」ということがありません。それはカウンセリング時に、どういった方法で進めていくのかや、それに伴うあらゆるリスクを含め検討していくからです。『帝京大学前歯科クリニック』のスタンスとして、患者さんが理解していないまま治療を進めるということは絶対にありません。
院内の雰囲気
清潔感があり、落ち着いた雰囲気ですね。
白を基調とした待合室はどこか懐かしい落ち着いた雰囲気があります。また、受付で出迎えてくれるのはスタッフの方が手作りで製作したというキャラクターのデコレーション。
「明るいスタッフが多いですね。女性のスタッフに待合室や診療室の雰囲気づくりなどもお願いしているんですよね。装飾などの比較的細かいものが案外、お子さんに響いたりしますね。」と語る高橋院長。
取材日の当日も受付の方が迎えてくださり、これなら初診で訪れても安心して治療を受けられるなという雰囲気がありました。
『帝京大学前歯科クリニック』では、医療チームとしての雰囲気も大切にしています。そのため、治療中に「先生がスタッフに怒る声が聞こえてきて、なんだか気不味い…」と思うこともありません。
「雰囲気づくりに直結していると思うのですが、スタッフを大切にできる歯医者さんであり続けたいです。僕がお世話になった先生で“笑顔で治療を行うことの大切さ”を教えてくださった方がいらっしゃいました。その考え方を聞いて習慣を変えることにより、スタッフともスムーズに連携することができ、また自然と患者さんが増えていったんです。」と和やかに語る高橋院長。
伝えるべきことはしっかりと伝えて、働きやすい環境をつくってあげることが、良い歯医者さんを築き上げていく上で必要なことなのだそう。
お子さんも安心できる歯医者さん
お子さんに対して何か配慮はされていますか?
「痛くなく、早く、心地よい」をモットーとしている『帝京大学前歯科クリニック』では、子連れの方も気軽に足を運ぶことができます。
「初めての歯医者さんがトラウマになってしまい、歯医者さんになかなか行ってくれない…」という悩みを抱えている親御さんはいらっしゃいませんか?
『帝京大学前歯科クリニック』では、お子さんが嫌がることは行わず、またいきなり治療を行うということもありません。そのため、初回のお子さんであれば応急処置を行い、実際に使用する器具などをおもちゃのような感覚で触ってもらい、“危なくないものだよ”という感覚を体験してもらいます。そこから、3回から4回ほど時間をかけて来院してもらい、麻酔を行うのだそう。麻酔を行ったお子さんからは「予防接種の注射の方が痛かったよ、先生。」と言ってもらうこともあるのだとか。
これなら、お子さんの治療で頭を悩ませることも少なくなりそうですよね。
施設詳細
ライターから一言
歯医者さんに対する不安を大幅に軽減させてくれる『帝京大学前歯科クリニック』。
治療を行うなら、しっかりとメリットやデメリットも含め、理解した上で進めていきたいものですよね。
患者さんが納得した上で治療を進めることが大前提の『帝京大学前歯科クリニック』へあなたも一度足を運んでみては?