【次に来るアートはコレだ!今行きたい東京の美術展を大特集】東京の美術館|東京

“みなさん最近アートに触れていますか?”

アート鑑賞と言っても、映画や音楽に触れるときとは違い絵画や彫刻をはじめとしたアート作品に積極的に目を向ける人は少ないのではないでしょうか。もちろんアートに対して興味を持っている人もいるでしょう。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、都内にある美術館は全館休業を余儀なくされました。

そのため、しばらくの間アートに触れる機会なく自宅で過ごされていた方も多いと思います。6月に入った今、新型コロナウイルスの感染被害も以前より落ち着きを見せたことで都内の美術館の多くは、開館を再開いたしました。

マスクを着用し、人との接触を抑えながら外出できるようになったことでみなさんも活気のある生活を迎えられたように感じます。そんな今だからこそ、都内の美術館に足を運んで新たなアートに目を向けてみてはいかがでしょうか?

都内で行なっている美術展の作品はどれも、人々の心を動かす素晴らしいものばかりです。普段の生活とは少し視野を変え、アートに触れることで新しい発見や体験をすることができるでしょう。

ひとりで足を運ぶのはもちろん、友人や恋人・家族など誰かと行っても楽しめる場所、それが美術館であり美術展です。

今回は、6月から営業を再開した美術館と現在行なっている美術展について詳しくご紹介させていただきます。週末何をするかまだ予定を立てていない方、今度の休みはアートの世界に足を運んでみてはいかがですか?

東京都写真美術館

(引用元:fashionpostより抜粋)

東京都恵比寿に位置する美術館『東京都写真美術館』。日本初の本格的な写真映像の文化施設として開設された美術館で、地下1階から3階までを展示施設にしています。カフェやミュージアムショップ、図書室も併設しており、のんびりとした時間を過ごすことが可能でしょう。

収蔵品には荒木経惟や植田正治などの作品も収められているので、日本を代表する芸術作品を見ることもできます。また企画展の開催も多く、多種多様な企画を行なっているため多方面からも注目を集めている美術館です。

コロナウイルス対策としてしばらくの間休刊していましたが、6月2日から開館しており十分な対策を打ちながらお客様を迎え入れています。

現在『東京都写真美術館』が行なっている企画展は、「森山大道の東京ongoing」スナップショットの名手と言われている森山大道のハイコントラストや粗粒子画面による写真は日本を代表するものです。世界各地でも展示されるほどの巨匠・森山大道の写真展がこの度『東京都写真美術館』でも開催を果たしました。

森山大道が見た現在の東京をテーマに、彼の最新作を見られる展示です。写真好きな方だけでなく、アートに興味がある方も足を運んでみてはいかがでしょうか?

(引用元:TOKYO ART BEATより抜粋)

施設詳細

【名称】東京都写真美術館

【住所】〒153-0062  東京都目黒区三田1-13-3

【電話番号】03-3280-0099

【営業時間】10:00~18:00

【休館日】月曜

【アクセス】JR「恵比寿駅」東口から徒歩7分

【駐車場】近隣に有料駐車場あり

東京都現代美術館

(引用元:Harumari TOKYOより抜粋)

現代美術専門の公共美術館である『東京都現代美術館』は東京都江東区に1995年開館しました。上野にある東京都美術館に収集していた現代美術作品を中心に展示しています。

第1次世界大戦後から1970年代までの現代作品を展示しているので、現代美術に興味のある方は1度は足を運んだこともあるのではないでしょうか。収蔵作品には、アンディウォーホールや、吉田徳仁など現代美術を代表する芸術家が揃っています。

『東京都現代美術館』は、6月2日より一部の展覧会を覗き開館をしていましたが、9日からこの度全展示含め開館いたしました。

現在行なっている企画展は、『ドローイングの可能性』。書道家である石川九楊マティス戸谷成雄盛圭太草間彌生などさまざまな分野の芸術家が描くドローイング作品を見ることができます。ドローイングとは、線を主体にした美術の制作技法です。紙に描いた平面による線画は、そこにだけ目を向けるだけでなく空間へも目を向けることを意図として作っています。そのため、ただの線としてではなく芸術家が描くひとつの世界としてアートを体験できることでしょう。

今回の展示で表現しているドローイング作品は、言葉やまなざし、水を線で表現しています。書道家や彫刻家、現代アーティストが描く線からみて取れる新たな空間をお楽しみください。

(引用元:東京都現代美術館公式HPより抜粋)

施設詳細

【名称】東京都現代美術館

【住所】〒135-0022  東京都江東区三好4-1-1

【電話番号】03-5245-4111

【営業時間】10:00~18:00

【休館日】月曜

【アクセス】東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口から徒歩9分

【駐車場】近隣に有料駐車場あり

世田谷美術館

(引用元:世田谷美術館公式HPより抜粋)

東京都世田谷区にある砧公園の中に構える美術館『世田谷美術館』は、世田谷区が誇る地域と密接した美術館です。開館当初か素朴美術と言われる、正規の美術教育を受けてないアーティストたちの作品を展示している美術館として知られています。

収蔵品展示室と企画展示室を設けており、区民のギャラリーや創作室も併設しているためアートを身近に感じられる場所とも言えるでしょう。収蔵作品には、アンリ・ルソージャン=ミシェル・バスキア山下清横尾忠則など区の美術館と言っても名だたる芸術家の作品を収めているのも特徴的です。

新型コロナウイルスの感染拡大により2020年の3月31日から休業していましたが、6月2日より全館開館を果たしました。マスク着用・入館時にアルコール消毒をしたのち、入場制限を行うなどコロナ対策を行いながら開館しているようです。

『世田谷美術館』では、現在企画展の展示は準備中です。その代わりに収蔵品の作品をボリュームアップして展示していま中川一政の洋画や中村晢の水彩画、ジョルジュ・ヴェンガーの版画、佐藤忠良の彫刻など作家・ジャンル幅広くご用意。

中川一政や佐藤忠良はファンも多い人気の芸術家です。そんな作家のアートを都内で見られるのは嬉しいですね。

(引用元:美術手帖より抜粋)

施設詳細

【名称】世田谷美術館

【住所】〒157-0075 世田谷区砧公園1-2

【電話番号】03-3415-6011

【営業時間】10:00~18:00

【休館日】月曜

【アクセス】東急田園都市線「用賀駅」から徒歩17分

渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分

【駐車場】来館者専用駐車場あり(60台)

ライターから一言

「芸術は日々の生活のほこりを、魂から洗い流してくれる」とかつてパブロ・ピカソは言ったように、芸術の存在価値は唯一無二の存在です。人間が目や耳・鼻・体全体で感じたことをキャンバスや写真、ダンスなどさまざまな観点から表現することで、芸術家はアートを生み出します。

時代や国を超えて多くの芸術家が人生を費やし生み出してきた作品はどれも、この先も失ってはいけない大切なものです。渡したちは、アートを通して芸術家が何を感じて作品を作り続けているのかを考えなくてはなりません。

アートはただ見るものではなく、私たちの生活や未来への指標と言えるでしょう。だとしたら、時間を割いてでもアートに触れる機会を持つべきではないでしょうか?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い美術館は全館休館せざる終えませんでしたが、6月に入った今都内でも開館を再開した美術館は増えてきています。週末お散歩ついでに、アートに触れてみてはいかがですか?

現在都内で開催している美術展はどれも面白く、見る人にとって感銘を受けるものばかりが揃っています。美術展に足を運ぶことで、あなたの持つアートの視野を広げてみてください。

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