昨今は、Netflixをはじめとした映像ストリーミングサービスの普及が進み、自宅にいても気軽に幅広い種類の映画を見ることができました。
自然に映画館に足を運ぶのが億劫になっている方はいらっしゃいませんか?
映画館に足を運ぶと、劇場の雰囲気や独特の香り、座席の座り心地や、見る位置全てが“映画を見る材料”になります。
また、劇場ごとに上映している映画も異なり、上映時間も変わることで、映画館に行くことが“映画を自分の人生のかけがえのない一片”としてあなたの心に残ると言えるでしょう。
そう考えると、映画館に行きたい気持ちが湧きませんか?
有楽町は1930年頃から劇場が設立し、今もなお続く有名な劇場が日々芸術を生み出しています。ラジオ局や映画館、劇場が並ぶ芸術の街。だからこそ、有楽町にはTOHOシネマをはじめとした大きな映画館から、ヒューマントラストシネマのようなミニシアターまで多種多様な映画館が揃っています。
映画館によって、上映する映画のスタイルも変わるため、普段見ない映画を映画館で体験ができます。
今回は、そんな有楽町周辺にあるオススメの映画館を5選ご紹介させていただきます。
TOHOシネマズ日比谷
TOHOシネマズ日比谷は、2018年3月29日に東京ミッドタウン日比谷の4階・5階にオープンした映画館。11個のスクリーンを新設した上に、隣接する宝塚劇場内にあったTOHOシネマズスカラ座とTOHOシネマズみゆき座を改装・統一し全13スクリーンで映画を上映しています。
1番スクリーンは、TCXと言われる壁から壁まで一面に広がったスクリーンかつ、コンサートホールのような立体音響が楽しめるスピーカーシステムが搭載され、ラグジュアリーシートを備えた「TOHO シネマズ プレミアムシアター」とされています。
大画面の迫力ある映画を、リアルなサウンドで映画を楽しめるだけではなく、ゆったりと優雅に映画タイムを過ごせるなんて夢のようですね。
また、4番スクリーンにはIMAX、5番スクリーンにはTCXとドルビーアトモス(多数のスピーカーが壁・天井に張り巡らされそこからサウンドを流すことでリアルな音楽体験を楽しめるシステム)が搭載されており、最先端の映画体験を楽しむことができます。
映画・演劇共に大きな影響を与え続ける歴史ある配給会社東宝株式会社。そんな東宝が同名義で展開するTOHOシネマズには、上映作品も多くジャンルも幅広いため、テレビやインターネットで宣伝されている映画を見るには最適の映画館と言えるでしょう。
店舗詳細
名称 | TOHOシネマズ日比谷 | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷4F
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル地下 |
||
電話番号 | 050-6868-5068 | ||
営業時間 | 9:00~24:30 | ||
ジャンル | レジャー | ||
アクセス | 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅直結
JR山「有楽町」駅から徒歩5分 |
||
駐車場 | 東京ミッドタウン日比谷地下駐車場あり |
丸の内ピカデリー
丸の内ピカデリーは、松竹マルチプレックスシアターズが運営する映画館。
1924年に麹町区に開場した「邦楽座」が当初はパラマウント映画の直営だったが、その後松竹と洋画興行と合同したことで、松竹の経営に移りました。その後何度か建物名が変わった後、1957年の建て替え工事の際に「丸の内ピカデリー」と「丸の内松竹」の2館体制になりました。
現在は、有楽町ルミネ側のビルの9階にピカデリー1・2があります。ピカデリー1は、定員802人で大作の洋画が数多く上映されているのが特徴です。ピカデリー2は定員586人で、主に松竹系の邦画が多く上映されています。
マリオン新館の5階にある丸の内ピカデリードルビーシネマは、洋画と邦画交互に時上映されており、“ドルビーシネマ専用劇場”として開設されています。ドルビーシネマとは、最先端の光学・映像処理技術を採用したプロジェクションシステムと、リアルなサウンドを使用した新しい映画体験を楽しめる映画館です。
日本映画や歌舞伎の興行で有名な松竹株式会社の子会社である松竹マルチプレックスシアターズが設立した丸の内ピカデリー。松竹系の映画を有楽町で見るなら、丸の内ピカデリーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
店舗詳細
名称 | 丸の内ピカデリー | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン別館5F |
||
電話番号 | 050-6875-0075 | ||
営業時間 | 営業時間が異なるため、下記よりお問い合わせください | ||
ジャンル | レジャー | ||
アクセス | JR有楽町駅銀座口・東京メトロ銀座駅C4出口より徒歩1分 | ||
駐車場 | 有楽町センタービル (有楽町マリオン) 駐車場あり |
角川シネマ 有楽町
角川シネマは2011年2月19日にオープンした映画館で、角川書店が運営しています。もともとは「シネカノン有楽町」として運営していたのを、2011年にリニューアルオープンしたことで「角川シネマ」となりました。
リニューアルした際にデジタルシネマプロジェクターを導入する他、発券システムをオンライン化するなどミニシアター系映画館でありながら時代の流れに沿った、利用しやすい映画館として生まれ変わりました。
座席数は257席となっており、こじんまりとしながらも単発映画上映館であれば十分な広さを保っています。全席指定・入れ替え制になるので、続けて鑑賞することができないため注意が必要です。
落ち着いた雰囲気のあるロビーは、昔ながらの映画館の香りや雰囲気があるため、味のある映画館に行きたい際はオススメの映画館といえるでしょう。
店舗詳細
名称 | 角川シネマ 有楽町 | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-11-1 読売会館8階 | ||
電話番号 | 03-6268-0015 | ||
営業時間 | 営業時間が異なるため、下記よりお問い合わせください | ||
ジャンル | レジャー | ||
アクセス | JR「有楽町」駅 国際フォーラム出口前 ビックカメラ8階
東京メトロ有楽町線 有楽町駅より D4出口直結 |
||
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
シネスイッチ 銀座
昭和30年代に「銀座文化劇場」として開館していた劇場が、1987年に2館のうちの1館が「銀座文化劇場」として命名し古いハリウッド映画や、ヨーロッパ作品を提供し始めました。もう1館は、各国から集めた選りすぐりの洋画と邦画をスイッチ(切り替え)しながら、提供したため「シネスイッチ 銀座」と命名されたようです。
「シネスイッチ 銀座」は、1988年に公開した「モーリス」や1989年公開の「ニューシネマパラダイス」などの作品を上映したことで80年代以降の“ミニシアターブームに貢献した映画館”とされています。
また、レディース・割引デーを最初に始めた映画館とされており、「シネスイッチ 銀座」のレディースデーは毎週金曜日に行なっており950円で映画を見ることができます。
シアターは2つあり、シアター1が271席、シアター2が182席の定員数。3D映画の鑑賞に関しては、チケット代の400円増しで見ることができるようです。
歴史あるミニシアター系映画館である「シネスイッチ 銀座」。映画・劇場のまち有楽町だからこそ、ミニシアター系の大御所で映画を堪能してみてはいかがでしょうか?
店舗詳細
名称 | シネスイッチ 銀座 | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4-4-5 旗ビル | ||
電話番号 | 03-3561-0707 | ||
営業時間 | 営業時間が異なるため、下記よりお問い合わせください | ||
定休日 | 年末年始 | ||
ジャンル | レジャー | ||
アクセス | 地下鉄銀座駅A10番から徒歩1分
JR「有楽町駅」銀座口から徒歩10分 |
||
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
ヒューマントラストシネマ 有楽町
(引用元:12センチの旅キャラBOSSの本格旅情報より抜粋)
2007年にオープンした「ヒューマントラストシネマ 有楽町」は、東京テアトル(株)が運営している映画館。「有楽町イトシア」の7・8階にあります。
話題の邦画や世界各国の作品を幅広いジャンルで上映しているミニシアター系の映画館です。天井におしゃれなシャンデリアがあるロビーがポイントでヨーロッパ調のエレガントな雰囲気の劇場は、外国に来たような感覚で映画を楽しめる空間です。
シアターは2つ備えており、それぞれ162席と63席。小さな劇場だからこそ、上映本数が少ないミニシアターをひっそりと楽しむことができるでしょう。
有楽町にあるミニシアター系の映画館の中でも、幅広い種類の映画が上映されているため、ミニシアター好きにはオススメの映画館と言えるでしょう。
店舗詳細
名称 | ヒューマントラストシネマ 有楽町 | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町 2-7-1 有楽町イトシア・イトシアプラザ 4F | ||
電話番号 | 03-6259-8608 | ||
営業時間 | 営業時間が異なるため、下記よりお問い合わせください | ||
定休日 | 元日 | ||
ジャンル | レジャー | ||
アクセス | JR「有楽町駅」中央口から徒歩1分
有楽町線「有楽町駅」D7-b出口から徒歩1分 |
||
駐車場 | イトシアビルB2フロアに24時間駐車場あり |
ライターから一言
映画は、フィルムに込められた人生の記憶です。映画を通して、新たな体験をすることで今後の人生に影響をもたらすこともあるでしょう。何気なく映画を見ることが出来る世の中だからこそ、自分で足を運んで“映画を見ること”に意味をもたせて見てはいかがですか?
劇場・映画館が多い有楽町は、都内でも歴史ある芸術の街とされています。多くの人がそこで新たな体験と芸術に触れた場所。だからこそ、有楽町で映画を見ることに意味があります。
この時代だからこそ、映画館に足を運んで映画を見る。その行動が、その先の人生に意味をもたらすこともあるでしょう。映画館がもつ不思議な力は、自宅で映画を鑑賞する時には感じられないものがあることでしょう。
電車に乗って、有楽町に足を運び、映画館でチケットを購入したら飲み物片手に座席に座る。2時間あまりの映像表現で、その日1日があなたにとってどのような意味をもたらすのか。それは、人それぞれ。
映画館だからこそ味わえる体験をしてみてはいかかですか?